6回目の18日
梅雨開けした、6度目の18日は、雲ひとつない真っ青な青空。
昨日は最高気温全国一を記録した暑さでしたが、今日もほぼ昨日と変わらずの36℃。
この暑さの中、思わずハクに「暑いね〜」と話しかけて、ふと、ああ、もうハクは暑いとか寒いとか、全然関係のない身体になったんだなぁって、思いました。
どんなに暑くても、どんなに寒くても、そんなことに煩わされることのなくなった身体。
良かったね、と、話しかけて、でも、その事実に、やっぱり寂しくなったり。
もう、半年経ったんですね。
ハクの18日も、もう6度目を迎えてしまいました。
春を超えて、夏に。
ハクが空へと旅立っていった事実が、少しずつ、胸に沁みてきた今日この頃です。
胸にぽっかりと空いた大きくて深い穴は、なかなか埋まりそうにありません。
それが、ようやく自覚できてきました。
あんなに小さな身体で、どれだけの大きな存在だったか。
その身体が目の前から居なくなって初めて、その存在の大きさを深く深く、感じています。
一年前、ちょうど今頃のハクです。
この時計がすっごくお気に入りで。嬉しそうなうっとりした顔で、時計の横をクチバシで何度も何度も叩いて。
叩いて返ってくる音が好きだったのか、それとも秒針の音が好きだったのか、どっちだったのかな。
この時計の傍に、今でもハクの姿が見えるようです。
少し歩いて、立ち止まったり、時々つまづいて転んだり、そしてまた歩き出して。
そんな繰り返しの毎日です。
こんな私をハクは、どんな思いで見守っていてくれてるのかな。
ハクにあまり心配かけたくないから、ちゃんと歩いていきたいんだけど。
なかなか、難しいです。
そんな、6度目の18日。
ハクへお供えしたご飯をスズメさんへあげているのですが、その中の蕎麦の実がどうやら下にこぼれ落ちたらしく、近くにあったプランターから芽を出して育ち、花が咲きました。
実がならないかな・・・?
ハクも、きっとワクワクしながら待ってるはず。蕎麦の実大好物だったから!
そんな蕎麦の花、ハクと一緒に期待を込めて見守っていきます・・!