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2021年2月

2021/02/28

晴れの日

お天気のいい休日は、涙が出がちです。
晴れた日は、ハクとの幸せな思い出が多すぎて。

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Photo_20210228143201『おかーたん、なきむしさんだね。そんなになきむしさんだったんだ』

そうだねぇ。ハクの前で、おかーたん、一回も泣いたことなかったもんね。
びっくりしてるね、ハクは。
見たことないおかーたんの顔、不思議そうに見てるかもしれないね。

わたしは今まで、ハクと一緒に暮らしてきた中で、これだけは絶対にしないと決めてきたことがあって。
それは、ハクの前で辛い顔や泣き顔を絶対に見せないことでした。
ハクには私の笑った顔や楽しい顔だけを見ていてほしくて。
ハクの前では、常に笑顔を心がけるようにしていました。
心がけなくても、ハク見ていたら自然に笑顔になっちゃうんですけどね(笑)
あー、でも、わたしのちょっと怒った顔は見てましたね、ハクは。
部屋の中で、行っちゃダメなところに行ったり、齧っちゃダメなものを齧ったりした時は(笑)


でも、涙って、こんなに流れるものなんだと、この1ヶ月でふと気付きました。
そして、泣くことなんてほとんど無いくらい、幸せだったんだってことも。

泣いたり、前向きになったり、その繰り返しです。
ただ、思うのは、わたしはまだ、ハクが空へ旅立って行ったことが、信じられないんだと思います。
いまだに、どこか、夢をみているみたいで。
実感が、湧きません。
居ない気がしない、というか。
居ないのはわかっているのに、でも、居ない気が、しない。

なんだろう、とても、不思議な感じです。

 

デルフィニュームの種、鞘がもう開いたんですよ。

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まだ先だと思っていたから、不意を突かれました。
花びらが完全に枯れてからだと思っていたので、まさかこんなに早く開くとは思ってませんでした。

種・・・だとは思うんですが、なんとなくしわしわで・・・。
デルフィニュームの種を見たことがないので何とも判断がつかないのですが、とりあえず、時期が来たら蒔いてみます。
それまで、大切にしながら観察続けていきますね。


ハクの魔法、種にも込められていますように。

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2021/02/18

Haku☆Luck

ご訪問くださって、「あれ?」って思われたかと思います。

ブログのタイトルを変えました。

「Haku☆Luck」

ハクの幸運を願って。

 

実は、ずっと前から考えてはいたんです。このタイトルに変えようって。
ただ、思ってはいつつもなかなか変えることができず・・・。

なので、ハクが空へ旅立って1ヶ月が経った今日、変えることにしました。
これからの、ハクの新しい生活への幸運を願って。
そう考えると、この日で良かったのかもしれません。

これからもこのブログは、ハクと一緒に、綴っていきます。
このブログにこれからも来てくださる方が、ハクの幸運を一緒に願ってくださったら、幸いです。

Haku539

Photo_20210228143201『これからもよろしくねっ』

 

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ひと月

ハクが空へ旅立った日から、今日で1ヶ月です。

早いのか、遅いのか、よくわかりません。

毎日ハクのことを考え、思い、浮かんだり、沈んだり。
そんな1ヶ月だった気がします。

萎れていては、ハクがきっと安心できない。心配させてしまうと思うから、なるたけ前向きに前向きにと、気持ちを持っていこうと思うのですが、いつも、常に、胸が痛くて。
悲しいというより、切ない。ハクが大好きすぎて。
好きすぎて胸が苦しい。可愛すぎて胸が苦しい。切ない。
まるで、恋です。

とてもとてもお天気のいい週末、いつものように木の椅子にケージを乗せ、暖かな陽射しが降り注ぐ窓辺で日向ぼっこをさせてあげました。
その光景が、何も、変わっていなくて。
本当に、何も変わらないいつもの日向ぼっこの光景で。
ただ、いつも気持ちよさそうに日向ぼっこをしていた止まり木のいつもの場所に、ハクの姿が無いだけで。

たまらず、泣いてしまいました。
ハクがそこで幸せそうに日向ぼっこをしていた光景が、あまりにも幸せすぎて。

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幸せだったと、あまりにも幸せだったと。
その幸せの大きさに感謝しきれない思いが溢れて、涙が止まりませんでした。

 

その夜の、地震。
何が起こっているのかよくわからず、今まで地震が起きるたびそうしていたように、ハクのケージが置いてあるステンレスのラックを両手で握りしめて抑え、「大丈夫!大丈夫だからね!!」と言いながら恐ろしいほどの揺れに耐えていました。
震災の時、これ程の、いや、これよりももっと大きな揺れと恐怖を、ハクはひとりで耐えたんだと、当時のことを思い返しました。
どれだけ怖かったか、どれだけ不安だったか。
そして、地震の直後、無我夢中で車を走らせて帰って、ハクの無事な姿を見た時の計り知れない安堵。
あの時の、ハクを護ってくれた全ての存在に対して抱いた感謝の気持ち、それを思い出しました。
ハクはあの時、2歳でした。

 

先日、ハクを飾っていたデルフィニュームに種(多分!)ができたことをお話ししましたが、またまたびっくりすることが起きました。

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紫のスイートピーの真ん中、緑色の膨らみがあるの、わかりますか?
他の花にはついてないんですが、これだけ。
これも、おそらく種。どうみても種なんです。

デルフィニュームもびっくりでしたが、次はスイートピー?!

・・・・これって、ハクのミラクルなのかなと、思いました。
デルフィニュームでちょっとやってみたら、殊の外わたしが喜んだので、今度はスイートピーに魔法をかけたのかなと。

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Photo_20210218155501『フフ・・・ッ✨』

得意げに笑って、高いところからわたしを見ているハクが眼に浮かぶようです。

ハクがわたしを楽しませようと、元気付けようとしてくれているのが、いつでも伝わってきます。
それがとっても嬉しく、有難いんだけれど、こんなにハクにおんぶしてちゃダメだよなぁ、とも。
ハクのその優しさに、応えたいです。

ハク、ありがとう。
おかーたん、頑張るから。時々気弱になっちゃうけど、でも、ハクのために頑張るから、見守っていてね。

 

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2021/02/08

励まし

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まだ、一歳にもならない頃のハクです。
美少女すぎてうっとり←親バカは不滅です(笑)

一緒に写っている青色のお花は、デルフィニュームという名前のお花です。
ハクが虹の橋へ向かって飛び立って行った日、お花を買いにいったお店で一目惚れしたお花。
水色から白へのグラデーションが、ハクの身体の色にそっくりで。
一目で大好きになりました。

そのデルフィニューム、2回目にお迎えしたお花の真ん中に、緑色の豆の鞘みたいなものができているのに、ふと気がつきました。
よく見てみると‥‥‥‥‥‥種?

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お店に行き、店長さんに尋ねたところ、おそらくそうだろうとの事。
でも、店長さんも初めて聞いたそうです。
芽が出たら教えてくださいっ、って言われました。

種を蒔いて、芽が出て、成長して‥‥‥‥お花、咲く?
咲くかな?ハク色のお花。

これはもう、ハクがわたしにくれたギフトだと思いました。
種ができただけで、それを蒔いたらその先はわかりません。
でも、そんな嬉しい可能性を、ハクがわたしにプレゼントしてくれたんだと思います。

Photo_20210208205901『おかーたん、げんきだして!ハクのいろのおはなさかせてね!』

って、ハクの声が聞こえた気がしました。

こうやって、わたしは毎日ハクに助けられ、励まされています。
それが、ハクの気持ちが、どんなに有難いことか。
だから、少しづつ、少しづつでもハクの気持ちに応えたいから、頑張って、でも、無理はせず、一歩づつでも前に歩いていきたいと思います。

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