ハク、病院へ行く/2010年1回目<その2>
昨日病院にて持続発情による「腸壁過伸展」と診断されたハク。
病院での体重測定は55g。今朝家で測った時は56g。先生によるとどのスケールでも1gほどの誤差は出るので気にしなくてよいとの事。55~56gって事で。
次にデジカメで写していったケージの画像による飼育環境チェック、問診、触診、便検査、その後にレントゲンでした。初めてのレントゲン。不安げな顔で先生に連れていかれて隣室での撮影。怖かっただろうと思いますが、頑張ってくれました。
『びっくりしてこわかったけど・・・ハクがんばったよ』
うん、エライねハク。よく頑張ったね!
写真ができあがるまで待合室で待つことに。待合室にはご機嫌よくさえずっているセキセイさんが1羽。病院の看板娘(息子?)さんのようでした。ショップに居た時以来、長らく他のインコさんの声を聞いたことが無かったハクは、興味深げにそのセキセイさんを見ていました。セキセイさんは「こんにちわ」って言ってくれているようでしたが、ハクはセキセイさんの存在自体に気をとられていたようでごあいさつができませんでした(苦笑)。
10分ほど経った後呼ばれて診察室へ。
初めて見るハクのレントゲン写真にひきつけられるように見ていると、先生の口から出た言葉は、「卵巣が腫れて大きくなっている。肝臓も肥大。内臓脂肪もある」。これら3つを総合して体重が増えているとの事でした。そして大きくなった卵巣が胃や他の内臓を圧迫している状態との事。これらはすべて持続発情が原因の過食によるものだそうです。人間で言う、メタボですよね。ハクがそんな状態になっているなんて、ショックでした。小鳥さんの内臓は小さいですよね。きっと脂肪がついたり腫れたりするのも、あっという間なんでしょうね。そんな事を痛感しました。
心配していた卵はありませんでした。よかった・・。
まずは持続発情を抑える事。そして食事制限を申し渡されました。
発情と過食はイコールなんだそうです。発情すれば過食になり、過食になって体重が増えれば発情する。どっちが先かっていうような話なのだそうです。
持続発情を抑えるための生活環境の見直しとして、
● ケージ内のおもちゃをすべて外す
● 早く寝せる
● 過剰な保温をやめる(20℃前後)
過食の対処法として、
● 夜間、ケージ内からご飯入れを除く
この4点を症状改善の治療方法として指導を受けました。
現在ケージ内を24~26℃くらいに保温していると言うと「高すぎる」と言われました。
これについては分かってはいたんですよね、過保護な設定温度かもしれないって・・。ただ寒い思いをさせたり風邪ひかせるのが怖くて温度を下げられなかった。それがハクの身体に結果的に良くない結果をもたらしてしまいました。可愛がる事は毒にもなりうるということがよくわかり、切ない気持ちです。
これから少しずつ設定温度を下げていき、20℃前後に保つようにしていきます。
今のハクは持続発情によりホルモンバランスが乱れている状態で、今までの水分過多便や過大便もその影響だったようです。今までの疑問だったことの原因もわかり安心しました。
上記方法を実行することで発情を抑え、同時に食事制限をすることで体重を減らし、内臓の症状を改善することが目標です。
まずは1ヶ月後までに体重を50gを目安に落とすこと。
それでも改善されないようであれば、抗ホルモン剤の投与という方法になるそうです。薬で発情を抑えるという事です。
これからダイエットに励まなければならないハク。
一人と一羽の二人三脚で頑張っていきます!
<診療費>
*初診料:1,500円
*X線検査:3,200円
*糞便検査:500円
__________
計 5,460円
<今日のハクメモ>
*追加シード:キヌア/アマランサス
*青菜:小松菜
*サプリメント:無し
*お散歩おやつ:蕎麦の実
*お散歩タイム:AM6:45~7:50/PM6:00~6:40
*副食入れ:ボレー粉
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