初めての病院
元気?と問われれば、比較的元気と言える今のハクなのですが、家に来てから気になっていた事がありました。
それは水分の多いうんち。
ほぼ水分だけの時もあり、大概は水分の中にうんちがちょこっと存在している感じです。ただたまにしっかりしたものをする時もあり、気にはしつつどうしたものかと案じてはいたのですが、今朝、見ると今までにない大きなうんちを発見しました。卵詰まりの時に大きなうんちをする事を本で読んで知っていたので、不安に不安が一気に重なり、これはもう診てもらうしかないと決心して、病院を探しました。
しかし、近辺に鳥の専門病院は無く、「鳥を診ることのできる」病院しかないのは分かって探しはじめたのですが、市内全部の獣医さんに電話し、「鳥の診察はしてもらえるか」「糞便検査、そのう検査はしてもらえるか」を確認しました。しかし、鳥の診察はしてもらえるかの段階で「うちは専門じゃないので・・・診るだけは診ますけれど」という、もう最初から及び腰な返事がほとんどでした。「得意じゃないから」と言われてそっけなく断られたところもありました。その中でただ一件、やはり「専門じゃないけれども」と前置きをしつつも、症状や鳥の種類、名前など率先して質問してくれたのが、今日行った病院でした。
確かに専門ではないけれども、診察に対して前向きな姿勢を示してくれたのが決めてになりました。
糞便検査の結果、寄生虫の類いは見つかりませんでした。まず一安心。
先生がちゃんと保定し、触診、聴診器での診察をしてくれたのが嬉しかったです。(手当たり次第にかけた病院の中では、触診はせず、カゴに入った状態で外から診るだけの診察になると言われたところもあったので)。
最近痩せてきたような気がしていたのも不安材料だったのでそれも告げたところ、特に痩せてはいず、胸の筋肉も正常だとのこと(ヨカッタ!)。
ただ羽の状態があまり良くないと診断されました。普通ならもっと艶があるそうですがハクはあまり艶が無く、羽に栄養が行き渡ってないのだろうとの事でした。軟便のため、栄養の吸収が良くないためという見方でした。ネクトンBIOを昨日から与えていると告げたところ、「あれは良いです。羽のために是非続けてあげてください」と言われました。実のところ、専門家ではない方にネクトンの事を言っても分からないだろうと思いつつ言った反応がそれだったので正直びっくりしました。と同時にそのくらい分かっておられる先生なら大丈夫かな?とちょっと安心が増しました。
触診の上、卵詰まりはしていないそうで再び安堵。
普通に比べてうんちの大きさが小さいのも指摘されました。食べてはいても、消化吸収があまり良くないお腹の状態なのだろうとの見方でした。
そこで、まずは軟便を治す事からはじめましょうとのことで、飲み水に溶く下痢止めのお薬が10日間分処方されました。これを溶いたお水を飲まないようであれば、直に口から飲ませるお薬を出しますとの事でした。
最後にお会計。
初診だし相当かかるのを覚悟の上で行ったのですが、診察代500円、お薬代500円、合計1000円と言われた時、目が点になりました。Σ(゚Д゚;エーッ!
犬や猫の診療費が高いのを経験上知っていたので、それに比べてあまりの安さにびっくりです。
猫だったら初診代5000円くらいするのが普通なので。
家へ帰ってきて、恋しいマイルームに戻ったハクは、狂ったようにご飯をガッツいてました。家を出てから約一時間半、キャリーケージの中にシードを蒔き、粟穂も入れて行ったのですが、まぁ食べるはずもなく。
すごくお腹が空いていたのでしょう。ごめんねハク。
早速お薬を上げるために指定の量の水に溶き、ちょこっと味見。あまりの苦さに軽いショックを受けました。こんな苦いの飲んでくれるのか?。一回口をつけて後は飲まなくなるんじゃないかと心配しつつ、愛用のバナナ水入れに入れて設置し様子を見てました。
まず一口、味わいながらゴクン。(見ているほうはハラハラ)。そして二口、三口と、立て続けに飲んでくれました。とりあえず最初のハードルはクリア。次は2回目も飲んでくれるのかということ。2回目を普通に飲んでくれるならこの方法で大丈夫だと判断してもいいと思い、引き続き様子を見ていたところ、しばらくしてからまた飲んでくれました!
ひとまずは安心、かな?。
ただ、やはり専門医で無い事には不安は残るので、症状が改善されなければ、もう少し詳しく診てくれる病院を探そうと思います。
まずはこれでうんちの状態が良くなってくれる事をこれから祈るばかりです。
がんばってハク!
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